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国指定の伝統工芸品

五城目の山々は、天然秋田杉の美林に富んでます。この良質な木材資源は、古くから人びとを魅了し、そして職人が腕をふるってきたのです。
削りあげた榑(くれ)を組み合わせ、タガをはめ、一分一厘の隙もなくなだらかな丸みをこれ委する伝統の手技はまさに職人芸です。
桶の歴史は古く、はじめは拝礼用につくられていました。やがて中世には生活必需品として五城目市の特産となりました。
伝統の技が形づくる機能美に、秋田杉のぬくもりがありあまった銘品は生活用品の域を超え、国の「伝統工芸品」にも指定されています。

時代が移り変わっても変わることなく続いてきた「市」の存在により、多彩
な職人町としての伝統ももつ五城目にあって、とくに木工関連の技術は、豊富な木材資源にも支えられ、全国にその名を知られています。
その一つが、重厚な趣のある欅(ケヤキ)や美しい木目と色調の天然秋田杉を使った五城目箪笥(タンス)に代表される和家具です。
江戸時代から、生活用品としての実用性、機能性を追求して磨き抜かれた技術は、独特の美しさをかもし出し、現代の名工(卓越技能賞)など、数々の栄誉に輝いています。
さらには、障子、屏風、欄間などの建具。 厳選された天然秋田杉を素材に、指物師の文字どおり、細かな手作業から生み出される組子細工は、見る者の目を釘付けにする繊細さと気品にあふれています。
書院障子、茶道裏千家にも納められている風炉先屏風など、日本の伝統美を伝える製品はもとより、要望に応じて、現代の和洋折衷型の住宅にも似合う新しいデザインでもつくられています。
また、生活用品や実用品だけではなく、「ホッ」と心が和む木の温かさが魅力のオブジェも多彩
につくられています。秋田杉のもつ天然の木肌の美しさと香りのする木工芸品は全国的にも高く評価されています。
木工品に関するお問い合わせ:『五城目タンス組合』018-852-2041
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